元旦をまたーり過ごすinグラナダ。

今日は元旦なので奮発してルームサービスのコンチネンタルブレックファーストとか注文してみました。
ごはんが来るまでにテレビを流し見。結構日本のアニメが流れています。
中でも面白かったのはドラえもん!(スペイン風に発音するとなぜかドライもん)
「ムク、元気になって」という回が「ムク、死なないで」と訳されていました。情熱的!
この回はジャイ子が主人公なのですが、ジャイ子は「ジャイ子」と吹き替えされているのに、ジャイアンは「ヘガンテ」なんですよね。
歌う場面なんて「Yo soy gegante〜♪」(「ヨ・ソイ・ヘガンテ〜」)ですよ!Σ(゜д゜lll)
アメリカとかでは「ギガンテ」なのかな?ちょっと興味がわきました。
朝食の後は市内をゆっくり観光。王室礼拝堂(イスラム教の香り)やアルハンブラ宮殿のまわりをユンとともに散策しました。
この日の夜はテンディード・ウノという闘牛場の中のレストランで牛肉の炭焼きと網焼きの盛り合わせを食べました。美味しい♪ …けどやっぱり多い…
この時期は闘牛やってないので今回の旅では見ることが出来ませんでした。残念!

大晦日・グラナダへ大移動

バレンシア、短い滞在だけど良かったです。また来たいな♪
この日は一日かけてグラナダへ移動する移動日。
前回の反省もかねて、ここは一つ慎重に…
主「グラナダまで2人、犬連れで!」
駅員さん「…今日の切符?」
主「そうです、あっ禁煙車で!」
駅員さん「ごめん、禁煙車とか以前に、今日の電車もう満席なんだ」
��( ̄□ ̄;)!!ガーン! 蒼白になるご主人とまめぼう。
バレンシア-グラナダ間は、何と一日に2本しか電車が通っていないのです。
しかも移動にかかる時間は8時間強。朝の電車じゃなきゃ今日中にグラナダに着けない!!
そういえば今日は大晦日なんですよね。スペインでも帰省ラッシュとかあるのかな?
というわけで、急遽他の移動手段を検索したところ、バスが何本も出ているのを発見。
無事バスのチケットが取れました♪
一番後ろの席だったので、ときどきユンをケージからお膝に出して「世界の車窓からごっこをして楽しんだりしました。
しかし、長旅の疲れが出たのか、ユンさんは気分が悪くなってしまったらしく、途中からケージでぐったりしてました。。
夜9時半、ようやくグラナダに到着。
スペインでは、大晦日は夜10時ごろからタクシーが捕まらなくなる、とガイドブックに書いてあったのでひやひやものでしたがなんとか間に合いました!!
ここのホテルも犬禁止(なぜ予約のときに断ってくれないんだ…_| ̄|○)。
しかし、前日のご主人の電話交渉により、ケージの中に入れておけば滞在OKとなったのです。
我が家の旅行大臣は私なのですが(暇なので)、今回はほんとに何の役にも立ってません。
ま、いつものことだけどな。(;つД`)
夜ごはんはルームサービスでサーモン、生ハム、チーズにシャンパンで乾杯!
新年を祝う予定が、シャンパンの飲みすぎで年が明ける瞬間はぐーごー寝てましたが。
この後しばらく起きてテレビを見ていたご主人は、新年歌番組を見まくってお気に入りのシンガーを見つけた模様です。くわしくはきっとご主人がレポートするはず。

さらばバルセロナ・こんにちはバレンシア

今日は移動日、バルセロナに後ろ髪をひかれつつバレンシア行きの列車に乗ります。
切符を買うときに何も言わなかったので、喫煙車に乗ることになってしまった一行。
人間でも気分が悪くなるような煙の中、一番ダメージを受けたのは体の小さいユン
(たとえダックスフンドにしてはぽっちゃり…いや、少し大きめの6キロという体重でも)。
この後、ユンはかなり体調の悪いまま旅を続けなくてはならなくなってしまいました。
(煙がたくさんあたった左目の目やにが数日間ひどかったのが特にカワイソウでした)
ともあれ、昼過ぎには無事にバレンシアに到着。さあ、ホテルにチェックイン♪
ところが!!バレンシアのホテルでも、バルセロナに引き続きユンとの滞在を拒否されてしまったのです。。��( ̄□ ̄;)
…ホテルの人、もしかして私のメール(犬を連れて行く旨を書いた)読んでないの?…。・゜・(ノД`)・゜・。
幸運なことにフロントの人がとてもいい人で、つつがなく隣の同系列ホテルを勧めてくれ、無事に宿をすることが出来ました。ホッ。
トラベルエージェンシーに腹を立てつつ遅いお昼を食べに中心街へ。
街の食堂的なところにすべりこみでクロケッタ(スペイン風コロッケ)とパエリアを食べたのですが、激うま!そして、量多い!!
本場のバレンシアパエリアはカタツムリが入っているそうで、私たちはそれを避けるためにシーフードパエリアを頼んだのですが、日本人好みの味でホームシックが解消された気分♪
その後、デザート代わりに、ご主人はオルチャータと言うバレンシアならではの飲み物に挑戦。
これがなんとも微妙な味で。…名物にうまいものなし?や、まずい訳ではないんですけど。
なんでもカヤツリの根茎から取ったエキスらしく、健康にはいいらしい!
そしてバレンシアにはオルチャータを飲む喫茶店、オルチャテリアなるものが存在します。私たちもそこでオルチャータをご馳走になりました。
私はご主人の微妙な表情を横目にホットチョコレートを注文。チュロスを浸して食べました。(゜Д゜)ウマー
スペインではホットチョコレートチュロスはとてもポピュラーな食べ合わせのようで、ホットチョコレートを頼むともれなく「con churros?」(「チュロスつける?」)と聞かれます。おやつにしてはちょっと重いかも。げぷっ。
バレンシアは主に雰囲気を楽しみに来た街だったので、腹ごなしも兼ねてその後ぶらぶらと散歩しました。
イタリアとスペイン、お隣の国なのにとても雰囲気が違うのですが、特に違うのがその都会度!!
バレンシアはスペイン第3の都市、それでもローマと比べると格段に都会的でした…orz。
スペインの三越、「エル・コルテ・イングレス」でパエリア鍋を買ったり、レシピ本冷やかしたり、オレンジジュース飲んだりしてこの日も存分にスペインを満喫しました!
ちなみに夜ご飯は、お昼のパエリアが重過ぎてまともに食べられませんでした。。

スペイン旅行・バルセロナ3日目

この何日間かですっかり美術館めぐりが楽しくなってしまった私は、一日美術観光を決行。
サグラダファミリアグエル公園(同じくガウディの建築物)、ピカソ美術館、ミロ美術館を一日で巡るという強行軍で、ご主人をダウンさせてしまいました。
その中でも、ピカソ美術館はとってもよかったです!
やっぱり、一人の作品に絞って展示してある美術館は見ごたえありますね。
もちろんガウディも良かったのですが、私は最初に見た衝撃からか、カサ・バトリョが一番好きでした。
夜ご飯は、ホテルでぶっ倒れているご主人を無理やりタパス専門店「タパ・タパ」へ連れていった挙句、2人で赤ワイン2本空けてしまいました・・・。
この「タパ・タパ」はお勧めです♪カウンターに座れば指差し注文できるし、日本の観光客の人たちもたくさんいて安心です。
座った目の前のガラスケースの中の食べ物がカタツムリだったのにはちょっと引いたけど…。
バルセロナも今日でお別れ。まだまだ、行きたいとこ盛りだくさんな町でした。
特にガウディ建築関係!!また来たいなぁ。

スペイン旅行・バルセロナ2日目

朝から早起きして、フィゲラスという町にダリ博物館を見に行ってきました。
前日はユンに寂しい思いをさせてしまったので、今日は一緒にお出かけ。
美術館は犬とは一緒に入れないので、一人ずつ入場しました。
先に入ったのはご主人。彼はダリに対してはほとんど知識、というか先入観がありませんでした(私もだけど)。
そして、美術館を鑑賞し終わったご主人の一言目。
「…ダリやばい、マジやばい。まずひげがやばい。」
少々錯乱しているようです。…でも確かにパンフレットのダリのヒゲは、やばい。やばすぎます。気になった人は是非ぐぐって見ること激しくお勧め。
博物館の中も、期待に違わずもう何が不思議なのか分からなくなるほど変!!!
この日から我が家では「ダリ=神」と認定されました。
詳しくは↓ご主人が自分の日記に書いてくれると思うので割愛。
http://d.hatena.ne.jp/doubutsu/20041228
そして、お昼に食べたクロケット(スペイン風コロッケ)とトルティーヤ(ジャガイモ入りスペインオムレツ)が激うまでした。スペイン、何でもおいしいなぁ。
バルセロナに戻ってきた後、勢いづいてユン連れで「カサ・バトリョ」に直行。
カサ・バトリョ」はバルセロナの目抜き通りにあるガウディの建築物のひとつです。
犬連れでもケージに入れていれば問題ないみたいでほっ。
感想は…ガウディもやばいです。というかすごいです。スペイン素敵に凄いです。
こんな人たちがぽこぽこ生まれてくるなんて…ピカソとか普通の人に思えてきました。
夜ご飯は道すがら適当に決めてみました。
マドリッドバルセロナ」といういー加減な名前のお店でしたが、これが大当たり♪
ここで食べたフラン(スペイン風プリン)の味はとろけそうで、絶品でした!!
部屋に帰ってからはテレビ三昧。私たちのスペイン語理解力はニュースの3割くらいが理解できる程度ですが、津波のニュースはトピックスが固定なので割と聞き取れました。
津波の被害にあわれた方々に思いを馳せつつ、この日は就寝。明日へ続きます!

スペイン旅行・バルセロナ1日目

犬連れで初めての飛行機海外旅行だったので、大事を取って出発は昼に設定しました。
ローマのフューミチーノ空港から空路バルセロナプラット空港へ。
イタリアらしく、1時間ほど遅れての離陸。
(ローマ発マドリッド行きの飛行機に問題があった為の遅延らしく、最初の目的地をマドリッドにしなくてよかった〜と思う私たちでした。)
初めて降り立ったスペインの空港は、、、で、でかい!
フューミチーノ空港の規模の小ささは有名(らしい)ですが、羽田・成田・関空以外知らない私たちからすると、プラット空港は広い!広すぎる!!
まず、預けた荷物を撮りに行く場所までが遠い。そのあと、接続しているはずの鉄道駅までが遠い。
これが大都市の実力か・・・と思いましたよorz。
この日は地球の歩き方に載っているお店「エヒープテ」でパエリアを食べました。
美味い!けど、多分男3人とかで食べても食べきれない…はずのパエリアを2人でほぼ食べきった私たち。。
どうやら私のダイエットは強制終了の予感です。
その後、細かい詳細はご主人が書いてくれると思うのですが、私の不手際で、一度チェックインしたホテルから拒絶され、夜中に違うホテルに移動させられました。
私の不手際なのに、きちんとホテルに抗議してくれるご主人に惚れ直しましたよ。
この日、初めてガウディの建築を見ました。カサ・バトリョという建物なのですが、とにかく圧巻!
ビル立ち並ぶ都会の街中に急に現れるキノコのような建物に思わず大爆笑。
それまで興味のなかったサグラダファミリアにも行ってみよう、と心に決めた瞬間でした。

スペイン旅行・準備編

私たち夫婦は、イタリアに在住ながらも、スペイン語のほうがまだ話せます。
というのも、ご主人の会社でスペイン語を習っているから。
そのため、かなり緊張感のない準備状況でした。
ユン(愛犬)のパスポートを取るのに苦労したぐらい。
直前まで、スペインがどんな国かを調べてみることもしませんでした。
このことが旅に思いがけない楽しみを与えてくれることになりました。

そのことについては明日の日記で・・・。