マドリッドへ!

とうとう楽しかったグラナダともお別れ。
今回こそは!抜かりなく昨日のうちに切符を買っておいたので、無事禁煙車でマドリッドまで着けそうです。
この電車の中で、日本人の友達がいるという車掌さんに会いました。
この車掌さんはとってもフレンドリーで、ご主人は食堂車で彼と話に花が咲いたそうです。
その中でも印象深かったエピソードを一つ。
車「どこに住んでるの??」
主「ローマだよ。」
車「イタリアか〜。イタリア人はまじめだろ?」
��( ̄□ ̄;)!!イ、イタリア人がまじめ!?ここ数年で一番度肝を抜かれた言葉。
正確には「seria」、ちょっとかっこつけてる、位の意味も含まれていると思いますが。
たしかに同じラテン系でもイタリア人とスペイン人、ちょっと性格違う気がします。
イタリア人=外に向けて情熱的、享楽的、人情派
スペイン人=内なる情熱を秘めていそう、素朴、決まりごとは比較的きちんと守るが親切
私の印象ではこんな感じでした。
そんなこんなで旅の最後の地、マドリッドにようやく到着!!
マドリッドは、バルセロナとは違う意味で都会的でした。
バルセロナ=きらびやかな部分の東京、という感じでしたが、マドリッド=便利な部分の東京ってかんじ!
安くご飯が食べられる食堂があるし、夜遅くまで町がにぎわっていて軽食も取れるし、ごちゃごちゃした感じがとても落ち着きました。
街を散策がてら、ソフィア王妃芸術センターにゲルニカを見に行ってきました。
場所がいまいち分からなかったので、BARで場所を聞いてみることに。
主「Donde esta el Centro de Arte Reina Sofia?」(「芸術センターはどこですか?」)
マスター「Por Avion」(「飛行機で行くといいよ」)
!? な、なんだってー!?(;゜д゜) (゜д゜;(゜д゜;) 
とっさの冗談にうまいツッコミが見つからない模様のご主人に、マスターは笑って正しい行き方を教えてくれました。もう!スペイン人って…。大好きだー!!
それからしばらく我が家では「Por Avion」が流行りました。
さて、この芸術センターにはピカソゲルニカがあります。
絵の向かって左側の、子供を殺されたお母さんの表現が怖すぎました。感想はそれくらい…。
それよりも、ダリ先生の作品がいくつか展示してあったのが嬉しかったです♪